データ・リストの販売、調査代行ならナビット > 新規開業、新規オープン、廃業、撤退の店舗・情報ならオープン君&てったいちゃん > 6/29(月) 直近3年間で増えた業種、減った業種ベスト10とは?
どーも。シマシマリスです。 前回の東日本大震災の被災県3県のオープン撤退データの集計に引き続き、今回は直近3年間で増えた業種と減った業種のベスト10をそれぞれご紹介させていただきます。
☆まずは、直近3年間で増えた業種ベスト10です。
3年連続で純増1位なのは「福祉関連施設」です。高齢化の影響で「介護関連サービス」もとても増えています。高齢化に関係なくベスト3の常連なのは「コンビニエンスストア」で、安定的に毎年増えているのがわかります。 意外なことに、少子化が進んでいるにも関わらず、2014年度には、塾・予備校や幼稚園・保育園がベスト10入りしています。 また2012年2013年、2年連続で法律・弁護士事務所が増えているのは、法律改正のため、弁護士の有資格者が増えた影響によるものと思われます。
☆次に、直近3年間で純減した業種ベスト10です。
食料品・嗜好品の小売店と居酒屋・スナック・バー、理容・美容業の3つの業種が、直近3年間では廃業傾向が強いのがわかります。 次に文具店や組合。団体関連も廃業が多い業種だということがわかります。
その他、トピックスとしては、2013年には小学校が-4520校と全国的に大幅に減り、2014年には大学・大学院が-3226校と大幅に減ったのがわかります。
☆最後に、直近3年間で最も変動値が高かった業種ベスト10です。
変動値が高いというのは、オープンも多いし、撤退も多い、年間で多くが入れ替わる流動性の高い業種のことです。
居酒屋・スナック・バー、食料品・嗜好品、理容・美容業、マッサージ・鍼灸・各種療法、レストラン関連、会計士・税理士・専門職など5業種は、毎年変動する業種のようです。参入しやすいという一面で、廃業にもなりやすい、それだけ競争の激しい業界だということでしょう。
トピックスとしては、2014年度には医療機関がベスト10入りをしてきているのも注目です。
珍しい、オープン撤退データの業種ごとの3年分の集計をご覧いただきました。
これからも当社ナビットでは、法人電話帳をベースとした、様々な差分データを統計的にレポートしていきます。
乞う、ご期待下さい(*^^)v
☆第2弾レポート
「2014年1年間で開業が多かった県、廃業が多かった県ベスト20」
☆第3弾レポート
「東日本大震災から3年、気になる震災3県の復興状況レポート」
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