こんにちは!地元歩きの青おにです。散歩をするのが気持ちの良い季節ですね。
我が家では週末、多摩川の河原をよく散歩します。

さえぎる物がなく開放感があり、リラックスします。
昼間も気持ち良いですが、夕方は高層マンションの灯りや、はるか彼方の富士山のシルエットが映えます。

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先日散歩の途中で、地元商店街にある小さな おばんざいの定食屋さんに寄りました。
高野豆腐のオランダ煮、ブルーチーズの茶碗蒸し、鯖の白味噌煮、ほうじ茶のプリン等々、家庭的なメニューですが、一品一品が少しずつ凝っていてとても美味しかったです。

そこで店主が、「縁食(えんしょく)」についてお話していました。

平日の昼間は毎日のようにお一人で、ちょっとだけお話にいらっしゃるご高齢の方が多いそうです。そうした方とリモートワークの若者が、例えばデザートについて、ちょこっと会話をしているのだとか。

「ゆるくつながっているこの形は、『縁食』と言うそうですよ。一人で食べる『孤食』と、共同体のみんなで食べる『共食』の間にある『縁食』、 ‘ご縁’の‘縁’ですね。」とのこと。

そういえば、近所の別の洋食屋さんの店主も、毎日来店される顔なじみのお客さまがいらっしゃると話していました。
こども食堂や、屋台村、スポーツバーなども「縁食」と言えるのかもしれませんね。

散歩しながら、何気ない話ができるようなお店が近所にないかさがすようになり、さらに散歩が楽しくなりました。

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