こんにちは。まっしゅぽてとです。

各学校のデータに特化した「学校データベース」が2015年度版に更新されましたので、ご案内させていただきます。

当社の法人電話帳をベースにした、直近5年間の学校の数の推移のデータが以下の通りです。12

高等学校 中学校 小学校 幼稚園 保育園
2010年 5月度 11396 15981 34971 16616 36263
2011年 5月度 11118 15748 34289 16323 35604
2012年 5月度 11146 15774 33445 16233 36419
2013年 5月度 10736 15467 32484 16043 36263
2014年 5月度 10235 13830 28206 15812 36371
2015年 5月度 10175 13677 27641 16246 37606
5年間の推移 -10.7% -14.4% -21.0% -2.2% 3.7%

㈱ナビット法人電話帳調べより

主なトピックスとして以下の4点があります。

〇全体的には少子化の影響で、直近5年間の学校の数は減少の一途をたどっていおり、まだ下げ止まりにはいたっておらず、今後も更に減少することが予想されます。

〇特に落ち込みがひどいのが、-21.0%の小学校で、2010年には34971校ありましたが、2015年には27641校に減っているのがわかります。

〇その次に落ち込んでいるのが-14.4%減の中学校、-10.7%減の高等学校になっています。

〇唯一、+3.7%増で数が増えているのが保育園です。こちらは少子化にも係らず、共稼ぎ世帯の増大によるニーズの増加や、政府の政策によって5年前より件数が伸びています。一方、幼稚園も小学校に比べ、-2.2%と減少傾向は少なく、これは園児の数が減ってもそれぞれの特性を生かした小規模の幼稚園で経営を維持していることが予測されます。

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次に短大、大学の直近4年間の推移をみてみましょう。

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㈱ナビット法人電話帳調べより

短大〇短大は4年前に比べて-5.6%減少していますが、昨年と比較すると、減少傾向は緩やかかになり、下げ止まった感じがします。

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〇続いて大学ですが、2014年から比較すると、4大学増えており、下げ止まりが止まったように見えますが、現状の高等学校、中学校の減少状況を見ると、大学の数は変わらなくても、生徒総数の減少は避けられないことが予測されます。

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〇比較して、昨年に引き続き、大学の「学部数」はどんどん増加しており、この4年間で8.9%増加し、新規に200もの学部が増設されたことがわかります。これは各大学が少子化対策として、その大学の独自性を出した独自の学部を新設し、生徒数の確保を目指していることを表しています。

続いて、専修学校と各種学校の直近4年間の推移もみてみましょう。

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㈱ナビット法人電話帳調べより

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〇専門学校はこの4年間で-6.6%減少しています。毎年100件近くが減っていますね。     これもやはり少子化の影響で高校卒業者の数が減っていることの影響が如実に表れています。

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○各種学校も同様に減少傾向にありますね。4年間で-26.0%と大幅に下降しています。

ただし大学卒業者や社会人が専門学校に入りなおしたり、企業が即戦力を求めるようになっている現在、専門学校や各種学校に入ろうとする人の層が広まって、今後増加することも予想されます。

今後の動きに要注目です。

●学校データベースとは?

当社ナビットの学校データベースは「幼稚園」「保育園」「小学校」「中学校」「高等学校」「大学」「短大」「各種専門学校」の8種類のデータを取り揃えております。
大学と短大には学部・学科もついており、キャンパズごとの所在地や電話番号、FAX番号、緯度・経度も入っています。更新は新年度以降の5月に定期的に実施しております。

実際に採用されていらっしゃる会社様の業種は、

・不動産物件検索サイト
・カーナビメーカー
・交通検索/地図検索サイト
・大手SNSサイト
・卒業旅行向けの旅行代理店
・学校向け商材販売会社

といった会社様にご利用いただいております。

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