こんにちは、「炎のタックラー マイク75」です!!
新型コロナウィルスとインフルエンザウィルスの感染爆発がいよいよ現実的に
なりつつある今日このごろ・・・皆様、体調管理には十分お気をつけ下さいませ。

さて、そんな暗い話題ばかりの3連休に久々に映画「コーチ・ラドスール 無敵と
呼ばれた男」を鑑賞しました。
だいぶ前にDVDで観たのをふと思い出して、本棚から引っ張り出してきました。

内容はジム・カヴィーゼル演じる高校アメフトチームのコーチが、伝説となる
151連勝という驚異の記録を打ち立てた実話に基づきます。

ただしお話の主題は、151連勝という驚異の記録を打ち立てたサクセスストーリー
ではなく、常勝軍団を引っ張ってくれていた先輩たちが卒業で抜けてしまった
ために、151連勝の記録が彼らの代で途切れてしまい、そこからは「流砂」の
ような負のスパイラルに陥ってしまうという流れ。

そしてそのような状態の中でコーチや生徒たちが何を考え、チームがどのように
立ち直っていったのかを追体験できる物語です。
スポ根というより、教育や部活動、仲間とは何かなどにフォーカスが当てられて
います。

そしてストーリーもさることながら、実はアメフトの試合シーンは超本格的に
演じられていて、アメリカンフットボールを実際に経験していて、良く知って
いる自分が観ても感心するくらいの超ド迫力のシーンの連続です。
数あるアメフト映画の中でもダントツの出来です!!

そんな理由から自分はDVDの画質に飽き足らず、もっと迫力のある大画面で
キレイに観てみたいという思いから、アメリカのAmazonで日本未発売の
Blu-ray版を購入してしまいました。
もちろん日本語字幕や日本語吹替などはなく、英語です・・・。

生徒たちはティーンエイジャーらしく悩んで、挫折して、涙を流す・・・
そんな彼らを導くカリスマコーチも、自身の健康や家族のことで悩みを持って
いる。

スポーツのコーチというよりは、神父みたいな指導をするラドスールにこれまた
ジムカヴィーゼルははまり役でした。

カヴィーゼル自身が敬虔なクリスチャンで、パッションをはじめ神秘的な役柄を
演じることが多く、彼の囁くような話し方は聖書を引用して生徒に語りかける
シーンにぴったりです。

こんな劇的なストーリーが実話に基づいて描かれたというのが、驚きです。

スポーツの前に『人』だという教えが素晴らしく、指導者を目指すなら是非とも
一見の価値があると思います。

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