こんにちは、「炎のタックラー マイク75」です!!
新型コロナウィルスとインフルエンザウィルスの感染拡大がいよいよ現実的に
なりつつある今日このごろ・・・皆様、体調管理には十分お気をつけ下さいませ。

さて、今年は新型コロナウィルス感染拡大予防対策の影響で関東学生アメリカン
フットボール連盟主催のリーグ公式戦が2ヶ月あまり遅れてようやくスタートと
なりました。

今年度からは口元をカバーするマウスシールドの装着が公式戦ルールで義務付け
られました。

このマウスシールドが装着されていない場合は試合に出られないということで、
普段コーチをしている母校のアメフト部でも写真のようなマウスシールドを装着
して練習しております。
価格は市販のものは2,000円程度、我がチームは手作りで800円弱でした。
100円ショップで厚めのプラ板を購入し、自分のフェースガードに合わせてカット、
フェースガードをヘルメット本体に取り付けるで部品を使って装着しています。

ちなみに日本アメリカンフットボール協会が顔全体をカバーするフェイスシールドと
口元部分のみをカバーするマウスシールドについて、飛沫防止効果および熱中症
リスクという観点から比較検証を行っています。

その結果、飛沫防止という観点からはフェイスシールドは周囲への飛沫をほぼ抑制
でき、またマウスシールドも正面の相手への直線的な飛沫は十分抑制できることが、
それぞれ示されています。

一方で熱中症リスクという観点からは両者ともヘルメット内の温度、湿度、WBGT等は
高くなりましたが、これはフェイスシールドの方がマウスシールドよりも顕著で
ありました。

つまりフェイスシールド及びマウスシールドには、飛沫防止については一定の効果が
期待できますが、フェイスシールドについては、高温環境時に十分注意を払う必要が
あるということです。

今年はすでに酷暑の時期は過ぎているのでさほど問題にはならないかと思いますが
来シーズンの猛暑の時期には飛沫防止に努めつつ、併せて練習中ヘルメットをはずす
時間を多くとる等の、一層の熱中症防止策も実践しなくてはならないかと思います。

プレー面ではマウスシールドは声がこもるという難点があり、掛け声やプレーコール、
コミュニケーションにかなりのストレスを感じたりしています。
実際の試合にどの程度の影響が出るのか、そのような点にも注意して選手たちを
指導していきたいと思います。

アメフトが出来るという喜びを噛みしめてプレーしている選手たちの雄姿を是非とも
一度フィールドでご覧下さい!_20201006_141127

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