データ・リストの販売、調査代行ならナビット > 新規開業、新規オープン、廃業、撤退の店舗・情報ならオープン君&てったいちゃん > 8/18(火)『直近3年間で増えた業種、減った業種ランキング』~園芸、建設・工事関連の増加、理容・美容業の減少~

「オープン君&てったいちゃん」「法人電話帳データ」より、
今年も毎年恒例の、
「直近3年間で増えた業種、減った業種ランキング」
をご紹介させていただきます。

クレーン車と人物

☆まずは、直近3年間で純増した業種ランキングです。
これは、同じ業種内で、増加した件数から減少した件数を引いたものです。

2017-2019純増業種ランキング_枠なし

前回の集計からの変動として挙げられるのは、ランク外からベスト10入りした「建設・工事関連」と「園芸」です。 
「建設・工事関連」
は「設備工事業」と併せると、オリンピック需要をターゲットとした商業施設建設工事の為に新たに増加していると考えられます。
「園芸」は、従来はシニア層が主力顧客となり市場を支えてきましたが、近年では若年層の需要拡大に向け、SNSを利用した情報発信や、カフェの併設や子ども連れを想定した遊具などを備えた滞在型の売場作りなど、様々な取組みを活発化している為だと考えられます。

ガーデン

☆次に、直近3年間で減った業種ランキングです。
これは、同じ業種内で、減少した件数から、増加した件数を引いたものです。

2017-2019純減業種ランキング_枠なし

「理容・美容業」が昨年よりも多く減少しており、人口減少や顧客・経営者の高齢化といった社会背景から顧客の囲い込みが激しさを増すなか、近年では1,000円カットなどの低価格のチェーン店が台頭していることが要因と予想されます。

理容イス

☆最後に、直近3年間で変動した業種ランキングです。
これは、同じ業種内で、増加した件数と減少した件数を足したものです。

2017-2019異動業種ランキング_枠なし1

2017年・2018年にはトップ10に入らなかった「日本料理」が8位にランクインしています。3位と7位の「食料品・嗜好品とレストラン関連」と併せると、飲食業の減少件数がバブル末期の1990年以降の30年間では、東日本大震災が発生した2011年の減少件数に次いで2番目の多さになることが影響していると見受けられます。
近年は創業支援による「起業」ブームも背景にありますが、甘い事業計画のままの創業も目立ち、後継者難の老舗とあわせて業歴の浅い企業の減少も少なくないようです。

食事

直近3年間の全国の電話帳掲載情報から集計した、
「純増した業種」「純減した業種」「増減数の多かった業種」を
ご覧いただきました。

ナビットでは常に“生きた情報”をご提供できるよう、データを整備、更新しています。

ご活用の際には、最新情報を扱うナビットの
オープン君&てったいちゃん」「法人電話帳データ」を
是非、ご検討下さいませ。

昨年の集計結果はこちら

「オープン君」のサンプルダウンロードはこちら

お問い合わせはこちら

投稿者

関連投稿