この1年間も、鉄道路線の廃止や営業主体の変更、駅名変更がありました。その中で代表的なものをご紹介します。
★本州の長大路線、三江線が廃止
島根県江津市と、広島県三次市を結んでいたJR三江線。
全長は、108.1キロメートルと非常に長大であり、本州で100キロメートルを超える鉄道路線が廃止されるのは初の事例でした。
廃止前直前には、多くの観光客や鉄道ファンが訪れ、とても混雑したとのこと。廃止まで1ヶ月を切った3月に入ってからダイヤ改正が行われ、列車の両数や運行本数が増えるという珍事も起こりました。
★観光客や利用促進のために駅名変更
京阪大津線は、京阪電鉄の2路線の総称です。京都市営地下鉄東西線と直通して京都と大津を結ぶ京阪京津線と、石山寺や延暦寺のアクセス路線としても使われる石山坂本線から構成されます。
この京阪大津線で、2018年3月17日(土)に4駅で駅名変更が行われました。
この駅名変更に合わせてダイヤ改正も行われ、運行パターンが大きく変更されました。変更時には記念乗車券や記念グッズの販売なども行われています。
★日本最古の公営地下鉄が株式会社化
日本で最も歴史のある公営地下鉄だった大阪市営地下鉄(大阪市交通局)。1933年に、梅田~心斎橋間で開業したことから始まる長い歴史に、一区切りがつくことになりました。
地下鉄を経営する新会社は大阪市高速電気軌道株式会社、通称Osaka Metroと呼ばれます。一方、大阪市交通局が経営していたバス事業は、大阪シティバス株式会社に引き継がれました。
4月1日未明には、通称「マルコ」マークが入った看板が取り外されて新会社のロゴマークに取り換えられ、その映像がニュースとなりました。
当分の間、運賃や終電の時間は変わらないそうです。
その他でも、関東で1駅・関西で2駅の開業、更には関西で4駅の駅名変更等もありました。
【数字で見る駅データ】
答えは、2018/4/1現在・全国の駅数は約9516駅
※同じ場所・同じ駅名でも、新幹線と在来線の駅、複数の鉄道事業者が乗り入れている駅は複数カウントされます。
・廃止:4駅
・新駅開業:10駅
・駅名変更:6駅
今後も駅のトレンド情報を随時アップしていきます。
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