普段よく使っているけど、知っていそうで知らない、住所のお話しです。
日本の住所の種類は何件あるか?ご存知ですか?
正解は、2017年度の6月の時点で3500万件です。
「住所で号」は号までの住所データ3500万件のデータです。
ここで、普段使っていて、知っていそうで実は知らない住所のお話しをしたいと思います。
◎住所には「住居表示」と「地番」の2種類があり、「新番地」と「旧番地」と呼ばれています。
日本の住所は、大きな区分から細かい区分の順序で表記されます。住居表示に関する法律によって、住居表示を実施している区域ではその住居表示を用い、
それ以外の区域では地番を用いて表記をしています。
〇住居表示の場合の「住所の表記の仕方」は?
都道府県→(郡)市区町村・特別区(政令指定都市の区)→町・字(街区符号)→
住居番号(方書)
例:東京都千代田区永田町二丁目2番1号 衆議院第一議員会館999号
〇地番の場合の「住所の表記の仕方」は?
都道府県→(郡)市町村・特別区(政令指定都市の区)→町・字→地番(支号)→
(方書)
例:神奈川県足柄下郡箱根町強羅1320-598
とこんな感じです。
◎次に、住所を構成する要素は3つあります◎
【郡】
郡は、町・村の区域にのみ置かれていて、市、特別区には置かれません。このため、郡が置かれているか否かという観点から、「市部」と「郡部」という地域区分法があります。
【区】
区(政令指定都市の区(行政区)・地域自治区・合併特例区)
大阪市「大正区」、横浜市「南区」などの区は、政令指定都市のみに設置されて「行政区」と称されるものです。
【地番・住居表示】
住居表示が行われていない地域は、地番と支号を使って「3番地5」などと表記されます。(不動産登記法上の名称で「枝番」とも俗称されます。)
住居表示が行われている地域の住所は、「5番10号」(街区+番号)といった表記になります。
いかがでしょうか?
普段あたり前のように接している住所ですが、実は区域によって表記方法が異なったり、それぞれに特徴があるのですね。
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