元弁護士のもとに、突然舞い込んだ依頼は「20億円の資産を息子にではなく孫娘に相続させたい。1円の相続税も払わずに」というものだった!実現可能なスキームを満載、驚愕の金融情報小説!

こんにちわ!サイヤ人です。
今日のお奨めの小説は、橘玲の
「永遠の旅行者」上下
を紹介します。

橘玲は前作の「マネーロンダリング」から結構はまっています。
永遠の旅行者は結構長くて、途中若干イヤになりますが、何が面白いかって、税金の仕組みが非常によくわかる、ということです。
物語の面白さよりも、税金や株式の裏事情というか、裏技がしっかり書いてあって、その指南書的な役割が、橘玲小説の一番の「ウリ」なんですね!

永遠の旅行者という意味は、半年以上、その国に定住しなければ、どこの国の税金も支払う必要がない、という現代の税金のアナをそのまま、小説名にしているんです!
ちょっと疑問だったのは、確かに税金は払わなくてもいいんですが、健康保険とかはどうなっているのかな?なんて、ちょっと思いました。

オフショアの国の金融システムや、香港の役割なんていうのも、世界的な視野で金融の動きが実感できて、すっごく勉強になる、小説です!

興味のある人は、是非、どうぞ!! (^O_O^)

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