真夜中の神秘さ。高校時代最後という特別な感情。過酷なイベントの極限状態・・・。
すべての絡み合いがささやかな”奇跡”を呼び起こす。
心に秘めた想いが伝わる瞬間のまぶしさが、胸にぐっと迫ります。
忘れていたトキメキがきっとみつかるハズ・・・。
お久しぶりです。サイヤ人です。
今日は恩田陸の 「夜のピクニック」をご紹介します。
この本は、全国の本屋さんが選ぶ小説、の堂々第1位に輝いた小説です。
「歩行祭」と言う一つの学校行事を通して、そこに参加する学生たちの「青春」を見事に表現しています!
「みんなで、夜歩く。ただそれだけのことがどうしてこんなに特別なんだろう」
その言葉にジーンときました。高校時代って、「ああ、こんなだったなぁ」って、とっても懐かしくて、切なくなりますヨ。
その時は気づかないけど、後でとっても大事な時間だったな、って思うもの。
それがきっと「青春時代」なんでしょうね。
最後には、誰でもさわやかな気持ちになれるはずです。
まさしく 「恩田ワールド」をご堪能下さい!!
サイヤ人、お奨めの一冊です!