激しくて、物静かで哀しい、100パーセントの恋愛小説!
あらゆる物事を深刻に考えすぎないようにすること、あらゆる物事と自分の間にしかるべき距離を置くこと。あたらしい僕の大学生活はこうしてはじまった。自殺した親友キズキ、その恋人の直子、同じ学部の緑。等身大の人物を登場させ、心の震えや感動、そして哀しみを淡々とせつないまでに描いた作品。

久々登場のサイヤ人です。
「ノルウェイの森」って読んだことありますか?
今さら説明するまでもない、あの村上春樹氏の大ベストセラーです。
私はちょうどこの頃、社会人なりたての頃で、なけなしの給料で購入し、何人かの友人に、ランチおごってもらう代わりに貸した記憶があります。
貸すと、男性も女性もまっかっかな泣きはらした目で、会社に出てきていたものでした。
そのくらい、この本は断然メジャーで、現在の日本の小説家は殆ど、村上春樹の影響を受けていると言われているし、英語の教科書の中にも使われています。今だに、図書館では、村上春樹は人気の作家だし、ノルウェイも世代を超えて読まれている名作なのです♪

なぜ今、「ノルウェイの森」なのか?というと、先日週刊誌を読んでいたら、今日本で一番、のノーベル賞に近い人といえば、村上春樹氏なんだそうです!
それもこの、「ノルウェイの森」は、全世界135カ国で翻訳され、ベストセラーになっている!とのこと。びっくりです。
今までの日本の小説というと、どちらかというと、「ジャパンアニメーション」におされ、文学モノは海外で売れるなんてことはなかったそうです。

村上春樹氏は翻訳家としても著書が多いので、きっと自分の小説の翻訳もおてのもので、きっとあの乾いた文体なんかも、見事に翻訳しているのでしょう!
まさか日本が「ノーベル文学賞」を受賞できるかもしれないなんて、マジですごい!と思いませんか? 正に快挙ではありませんか!!!

ということで、久々に「ノルウェイの森」を引っ張り出して、感慨にふける、サイヤ人でした。
受賞できるといいですね~。ノーベル文学賞。。

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