40歳から始めよう。 人生後半、胸を張れ。
人生の半分が終わってしまった。それも、いいほうの半分が。
投げやりに始めたプロデュース業で、さまざまな同世代の依頼人に出会い変身する吉松喜一、40歳。生きることの困難と、その先の希望を見つめた感動作!

サイヤ人です。「池袋ウェストパーク」でおなじみの、石田衣良さんの新発売の
「40 翼ふたたび」を紹介します。
40才前後の人には、是非、読んでもらいたいお奨めの一冊です!

内容は若干、劇画タッチ「ありえね~!」って感じではありますが、登場人物がそれぞれ個性的なので、ついつい引き込まれます。

特に私が笑えたのは、「40歳、オタク警備会社社長の擬態語セリフ」です。
「ガビビビ~ン」とか「ショボボボーン」とか、マンガの擬態語を全て口にするこの40歳の親父。今まで一度も就職したことがなく、どうしても正社員に、ということで自分で会社をつくるのですが、制服がウルトラマンの地球防衛軍と同じだったりして、ずれ加減が笑えます。

あと17歳から23年間自宅にひきこもっていた40歳の親父。親父なんだけど、心は高校生のままだったりして、何となく涙を誘います。
最後はお決まりのブログが大当たりでハッピーエンドっていうのは、ちょっと~!って感じですが、40歳という中途半端な年代にスポットを当てて、「人生捨てたもんじゃないよ」っていうエールを送っているので、元気と勇気をもらえる「プリティウーマン」40歳版みたいな本です。。 
だから☆3.5だけど、おまけして4つにしときます。 ヾ(^_^;

投稿者

関連投稿