ローマへと向かう国際列車を舞台に、これまでカンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞したことのある3人の映画監督が、偶然乗り合わせた人々の1枚のチケットから始まる様々な人生の可能性と希望を、オムニバスで描く・・・。

皆さんは長距離列車での旅はしたことありますか?
まったくの他人が乗り合わせて、あるときは交錯したり、人間模様が現れたり。
私も、ユーロスターでたまたま隣にいたフランス人と意気投合して、家に泊めてもらったり、なんて経験もあります。

今日は、今私が観たいなと気になっている映画を、鉄道が舞台ということでここに紹介します。

悪天候でインスブルクからローマへ列車で帰ることになった初老の大学教授。
人生に目的を見出せず、流されながら生きている青年と、自分勝手に長い間生きてきた中年女性。
フットボールのチャンピオンズ・リーグを観戦するためにグラスゴーからやってきたセルティックのサポーターたち・・・。
偶然巡り会った乗客たちが、新しい人生へと旅立ってゆく。

人間ドラマの映画が好きな私としては、このイントロだけで観たくなってしまいます。

また、海外の列車や駅の様子が垣間見れるのも、個人的に見逃せません。
鉄道好きには主に列車が好きな人、時刻表好きな人がいますが、僕の場合、駅の造りだとか、案内のサインなどが気になってしまうたちなので・・・。
ロンドン地下鉄のデザイン全般とか、BR(英国国鉄)パディントン駅、御堂筋線の梅田駅の造りはたまりません。

てなわけで、今週末28日から公開のこの映画で、110分の旅に出てみませんか?
公式サイトはこちら
http://www.cqn.co.jp/ticket/index.html
written by 宮の坂でんでんたいこ

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