ご存知の方も多いかとおもいます。今回は「さぼうる」という喫茶店をご紹介します。
外観からもおわかりのとおり、ハッキリ言って古くて、店の中も相当暗いこのお店(画像も暗くなってしまいました…)。今となっては貴重な存在、赤電話が現役で活躍しているというまさにレトロなお店です。
学生時代のバイト先が近くだったためよく前を通っていたお店なのですが、昭和の時代を色濃く残したそのお店は、当時から古かったため、今もほとんど変わりがないように思えます。
さて、席に座るなり定番の「カレー」を注文。
と、ここでとなりのおばさま二人連れの会話が耳に入ってきました。
「もう、このスパゲティ食べられないわ」
「ほんと、全然減ってないわよね。もうご馳走様しようかしら」
見るとおばさま方のテーブルにはまだまだ一人前はありそうなお皿が2枚
片付ける店員さんにおばさまが話しかけておりました。…。
「こんな多いと思わなかったわよ。オホホホッ」
すると店員さん
「うちはサラリーマンさんと学生が多いから、量が多いんです」
サラリと言ってのける店員の言葉を聞ききながし、運ばれてきたカレーを食べていると、となりに座った学生風の男の子がスパゲティを注文しておりました。
カレーを食べ終わるころ運ばれてきたスパゲティを見て、先ほどのおばさま方の言葉に納得。
そこには、天に届かんとばかりにそびえるスパゲティのロケット盛りが鎮座しておりました。
店内にある赤電話をパシャリと撮影してから店の外へ。「昭和」から「平成」の現代へ帰ってきたような気分です。
ちょっとしたタイムスリップを味わいたい方は是非一度行って見て下さい。
小食な方は量を控えめに注文するのを忘れずに…