初めまして!当ブログ初めての書き込みとなりますOn The Roadです。なにぶんブログ初心者ですので、読みにくい点があるかも知れませんが、ご容赦下さい。
さて、ここ神保町はいわずと知れた本の街ですが、先日、通勤電車で読む本を探しに、ふらりとある古本屋に立ち寄ったところ、偶然にもディーン・クーンツという私のお気に入りのミステリ作家のデビュー当時の著書を発見してしまいました!
彼の最近の著書でしたら、普通の書店でもだいたい置いてありますが、ディーン・R・クーンツというペンネームで活動していた時代(1970-80年頃まで)のものとなると、そうめったにお目に掛かれないのです。
著者本人は、若い頃の作品は未熟な出来栄えなものが多く、気恥ずかしいのであまり読んでほしくない、と言っていますが、そういわれると、余計読みたくなるのが読者心理というものじゃありませんか。
さすがに古い文庫本だけあって、紙の色はかなりくすんでおり、活字も小さかったりするのですが、そんなことはこの際、大した問題ではありません。
むしろ、洞窟か迷宮の中で古文書のページを開いているインディジョーンズの様な心境にすらなってきます。
音楽に例えるなら、大御所ミュージシャンの既に廃版となっている、デビューアルバム(しかも紙ジャケットのLPレコード版)を手に入れたロック少年のような状態に近いかもしれません。
そんな訳で、その日は妙に高揚した気分で神保町の街をあとにしました。
皆さんも神保町界隈を訪れる機会がありましたら、銀ブラならぬ、神ブラなどしてみてはいかがでしょうか?
ひょっとしたら、思いがけずディープな発見があるかも知れませんよ!?