立て続けに鉄道ネタであなたに迫る、見た目は非鉄道ファンの(自称w)sortieです。こんにちわんわん。

我がナビットの最寄り駅は神保町なのですが、少し歩けばJRの水道橋駅があります。

で、総武線各駅停車が止まるこの駅の脇を、中央線快速線が通過していくのですが、ここで走っている電車が世代交代を迎えています。


昭和56年(1981年)から製造されて活躍してきたのが、この201系。
ほとんどの電車がJR発足後のものに置き換わった首都圏では数少なくなった「国鉄時代」の電車です。
外装はくたびれてきましたけど、まだまだ走れそうにも思える201系も、銀色+オレンジ帯の新しい電車に追われて廃車が進んでいます。
来年春頃には中央線からオレンジ一色の電車が消えていく運命にあるのです。

昨年2006年から廃車が進行しており、いちばん古い201系で製造からぴったり25年。
この年数、クルマで考えたら相当長いように思えますが、鉄道車両ではごく普通の期間に属するかも知れません。

資金の関係で古い車両を譲り受けたりして使用しないとならない地方のローカル私鉄などと違い、鉄道車両の寿命は短くて10年、一般的には20?30年と言われています。もちろん、この201系だって直し直し使えばもっと走れるのですが、鉄道車両は修理・点検といったランニングコストがたいへん掛かり、また25年前の最先端技術で作られていたとしても現在では古くなり、維持がたいへんなので新しい車両で置き換えた方が結果的には安くなるので、廃車になっていくのです。
別にも、廃車の理由やそれにまつわる話はいっぱいあるのですが、とてもここでは書き切れません(*_*)…

産まれて、働いて、そして解体されていく鉄道車両もまた、人生を感じさせるところもあります。役目を終えて表舞台から去って行く中央線のオレンジ色の電車に、エールを送ってみたくなってしまうのです。

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