こんにちは、ツユムシ堂です。しばらくご無沙汰しておりました。

私は歩くことが好きでして、天気の良い日は昼食の後30分ほど歩くことにしています。その日の気分次第で行き先を決め歩きますが、神保町界隈はいろいろなスポットがあるので飽きることがありませんね。

昼食の後に歩くようになったのは、もう10年ほど前からでしょうか。仕事柄、パソコンの前に座っていることが殆どで、運動不足の解消にと思い始めたのですが、意外と心のリラックスにも効果があるように思います。外を歩くということは、気温の変化や木々の葉の色、咲いている花、飛んでいる鳥や虫の種類、空の色などさまざまな自然を見たり感じたりすることができます。自然の中には綺麗だったり気持ちよかったりするものが沢山あって、それらに接したとき心が癒されるんですね。
また、私の場合は虫や花を見ると子供の頃にそれらを捕まえたり見たことを思い出すことがあります。そしてそれをきっかけにその頃の友達や遊んだことなど関連した記憶が芋づる式によみがえってきます。普段忘れ去っている記憶を出し入れすることも、脳の活性化に役立っているのではないかという気がしています。
歩くことは体はもちろん、心にも良い影響を与えてくれるんだと思います。

さて、私が比較的良く歩くコースが、靖国神社まで行って帰ってくるコースです。
神保町交差点あたりで昼食を食べた後、靖国通りを靖国神社目指して歩きます。一つ目の大きな専大前交差点あたりはごく普通のオフィス街といった面持ちです。
しばらく歩くと首都高速の下をくぐりますが、ここの交差点は「俎橋」という名前です。皆さん読めますか? 答えは「まないたばし」だそうです。
次の九段下交差点から先は上り坂になります。交差点の名前からもわかるように、これが九段坂です。次の田安門交差点までの200メートルほどの坂ですが、意外ときついと思います。夏はここでかなり汗をかきます。
田安門交差点まで来ると、目の前に靖国神社の大鳥居で、ここから先は境内になり、景色は一変して大木に囲まれた静かな空間になります。自然好きの私は、ここで木々の緑を見ると心が落ち着きます。
木々を見ながら一服すると、会社に戻るために再び歩き出します。のんびりしていると遅刻してしまいますからね。今度は九段坂を一気に駆け下りて神保町に向かうのです。
写真は田安門交差点から九段坂を見下ろしたものです(冬晴れの青空のブルーがきれいですね)。

私は、1日1万歩あるくように心がけています(万歩計が手放せません!)。1万歩あるくということは、私の場合、歩幅が65センチなので6.5キロメートルを歩くことになります。人は時速4キロほどですから毎日1時間半は歩いていることになるんですね。でも、歩くことはたくさんの良いことを与えてくれるので、今後も歩き続けたいと思っています。

ちょっと気が早いですが、あと2ヶ月ほどすれば靖国神社周辺の桜がきれいだろうなと楽しみにしています。

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