むずむずと 鼻で感じる 春の訪れ

こんにちは。花粉症のミィです。
今日は、カメラの話を一つ

皆さんは「ハーフカメラ」をご存知ですか?
「おぉ、懐かしい!」という方は、
私の母と同年代??
私が愛用しているカメラは「フジカハーフ」といって
40年以上前、母が月賦で買ったカメラなんです。

で、「ハーフカメラ」ってどんなやつかといいますと、
通常の1枚分のフィルムを縦に2分割して、通常のカメラの倍、写真をとっちゃおう、というカメラです。
24枚撮りのフィルムで48枚、36枚撮りのフィルムで72枚撮影できるわけです。
この、「倍撮れちゃう」+「比較的小型で携帯にも便利」な点がうけまして、
1960年代、ハーフカメラは大人気。
生産台数が35mmフルサイズのレンズシャッターカメラを上回るに至ります。

もっとも、1960年代後半には「画像がシャープでない」+「撮影可能枚数が多すぎ」+
「フルシャッターカメラもコンパクトに進化」したため、人気が落ちちゃうんですが。

で、私が愛用しているハーフも
全然手入れをしていないこともあって、
最初から「まるで一昔前の懐かしい写真」風の仕上がりになるんです。
おまけに、カウンターは気が向かないと動かないし、
現像屋さんには嫌われるし、
しかも、調子こいてとりまくっていると、現像代が大変なことに!!

でもでも、古ぼけた感じのダメダメさ加減と
シャッターを押すときの感触が大好きなんです。
(デジカメってシャッターが軽いですよね?。
私のハーフは「押しているぞ」って感覚があるんです。わかります?)

現像屋さんに「もう使うのあきらめたら?。ぼけぼけじゃない」
といわれてしまったけれど、長く長く大切に使っていきたいです。

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