こんにちはkemigawa-walkerです。

だんだん暖かくなってきましたね。『三寒四温』とはよく言ったものです。

ここ最近、土曜の度にバスの撮影に出かけているのですが、
87年式の日産ディーゼルP-U32Lが2台、留置されているというので、先週は、九十九里鐵道の片貝駅へ行ってきました。
首都圏では殆ど見ることのできなくなった富士重工5Eボディの車です。

九十九里というと遠いイメージがありますが、ウチからは会社へ来るよりも近かったりします・・・。

実はここの駅、駅を名乗っていますが、鉄道は来ていません。
九十九里鐵道が東金~上総片貝間に軽便鉄道を走らせていましたが、昭和36年に廃線になりました。
駅を名乗るのはそんな理由からです。

同社はバス会社でありながら『鉄道』の名前を冠しています。
同様な例では、士別軌道や井笠鉄道、鞆鉄道・・・等も該当します。

一通りお目当ての撮影を終えた後、次のバスまで結構な時間がありましたので、一人ぼーっと海を眺めていました。冬の海もなななか風情があって良いものですわ。

帰路のバスの運転手さんに撮影したい旨を話すと快くOKして頂き、ドアまで閉めてくれました。
その帰路のバスもなかなかの年式。運転手氏との会話の中で
『こんな古いバス使ってるのウチくらいなもんだよ。でも俺、このバス大好きなんだよね、使える限りは大事にしたいんだよ・・・』
と。余りのいい話に涙が出そうになりましたです・・・。

興味ない人には『何のこっちゃ?』って話ですが、良い経験を出来た一日でした。

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