こんにちは、ツユムシ堂です。
はやいもので、8月になりましたね。暑さも今が極みというところでしょうか。学生時代の長い夏休みが懐かしいです。

さて、「青春18きっぷ」といえば、春・夏・冬の学生さんが休みの時期に発売されるJR全線乗り放題という、フリー切符の中でも最強のものではないかと思います。
最近は、この切符を扱った書籍を目にすることも多く、メジャーな存在になってきたのではないかと思っています。

ということで、この切符について、ここで説明することもないかなと思い、ちょっと思い出ばなしでも書こうかと思います。

私も、学生時代から「青春18きっぷ」にはいつもお世話になっていまして、全国、いろいろと旅をしてきました。何しろ1日2,500円ほどで、JR(私の学生時代は「国鉄」でしたが…)の電車にずっと乗っていられるわけですから。うまく使うと2,500円で東京から熊本まで行くことができるらしいです。

私の場合、まず毎年使うのが、田舎への帰省です。新幹線なら5時間もかからないのに、在来線だと15時間ほどかかります。でも道中のいろんな景色が楽しめ、駅弁も食べたりしながら、普段にはないのんびりとした時間を過ごしています。20年以上にわたって毎年、同じ景色を見ていると、意外と覚えるもので、「そろそろ○○城が見えるな」とか「長いトンネルに入るな」、などとヒマになることもありません。残念ながら最近は寝ている時間も長くなってきましたが。

このほか、マニアの間では「大垣夜行」と呼ばれた、東京を深夜に出発して岐阜県の大垣というところに早朝に着く電車にも、よくお世話になりました。寝台車ではないので、俗に言う直角椅子で座れても決して乗り心地は良くないのですが、夏休みなどのピークだと通路まで人が溢れ、新聞紙を床に敷いて座り込む人もいたりして、直角椅子でも座れればラッキーでした。

地方に行くと、冷房の付いていない電車もときどき走っていて、かろうじて扇風機は回っているものの、焼けた屋根で熱せられた空気が吹きつけられるので、汗びっしょりになりました。電車も国鉄らしいものが多くて、今の電車から比べると見劣りがしてしまいますね(でも、私はそんな古い電車も好きですが)。山手線などもスマートな銀色ではなく、黄緑色一色でしたから。

今回は、そのころ(まだ昭和でした)に撮った写真から何枚かをお見せしましょう。

さて、今年の夏も「青春18きっぷ」を使って、どこに行こうか考え中です。


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