こんにちは、ツユムシ堂です。
先週土曜日に「竹灯篭まつり」に行ってきました。

場所は、JR横浜線・小机駅から徒歩10分ほどの小机城跡というところです。
夕方5時半、周囲が暗くなる時間にこの祭りは始まります。
城跡ということで、地形が小高い丘なのですが、その多くが竹薮になっています。その竹薮の斜面に、竹を輪切りにしたもののなかに水を入れ、浮かばせたロウソクに火を灯したものが無数に置いてあります。場所がら、周りに電気の照明がないため、炎のやわらかい光を感じることができます。

主催は「日本の竹ファンクラブ」という市民ボランティアグループです。
もともと、竹薮などのいわゆる里山は、人が適度に手を入れることで、その環境が維持されてきたのですが、近年は放置されるところが増え、そんな竹薮を市民参加で保全しようというのが、このグループの主な活動のようです。
そんな中で、間伐した竹を加工して作った竹灯篭を使ったイベントが、この竹灯篭まつりです。

とても手作り感があり、決して派手なイベントではないのですが、ほのぼのした気持ちになれると思い、毎年見に行っています。資料によると5000個の竹灯篭が並べられているとのことで、その眺めは圧巻です。

そして、笹団子や竹に入れて暖めた「かっぽ酒」など食べる楽しみもあったりします。

毎年、10月末に行われるので、ご興味のある方は、来年行かれてみるとよいと思います。


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