こんにちは、ツユムシ堂です。
みなさんは、「スカイバス」というのをご存じですか?
屋根をはずした二階建てバスのことなのですが、5年ほど前から東京の都心を観光バスとして走り始めました。その後、全国各地へ遠征するようにもなりました。
さて、今年のゴールデンウィークに、しまなみ海道を走る「スカイバス」に乗る機会がありましたので、そのときのことをレポートいたしましょう。
まず、朝9時すぎに松山市駅前から「スカイバス」に乗車です。発車10分ほどまえにバスは到着しましたが、赤い大きなボディが、ひときわ目立っておりました。
この日は、あいにく小雨が降っており、残念ながら幌屋根を閉じた形での発車となりましたが、途中の道後温泉でお客様を乗せるころには雨も上がり、いよいよ屋根を開けての走行となりました。
松山から今治までは、山間部を通る国道317号線を走りましたが、山々の新緑がとても美しく、ところどころに咲いているフジの花も奇麗でした。
何度かトンネルをくぐることもあったのですが、頭上が天井に近いので、ちょっとしたスリル感がありました。
そして今治からは、いよいよ「しまなみ海道」です。
これまでとは視界が一変して、瀬戸内の景色の中を走ります。海に浮かぶたくさんの島も、なかなか綺麗でした。
途中、大三島で20分ほどの休憩があり、このあとは本州側の尾道を目指します。
いくつもの橋をわたりましたが、屋根がないので、風もなかなかすごく、ちょっと寒くもありました。
尾道駅前で半分以上の人を降ろし、ゴールの福山までは街の中を走りました。
ゴールデンウィークということで、若干渋滞する区間もありましたが、13時過ぎには福山駅前に到着しました。
最後に、「スカイバス」ならではの写真を1枚。信号機が、頭のすぐ上に見えます。
春や秋だと、暑くも寒くもなく、すがすがしい「スカイバス」を楽しむことができると思います。
みなさんも乗られてみては、いかがですか?