こんにちは、F-16です。
この前の休みに、久々に車を借りてちょっと遠出してきました。
行ってきたのは茨城県の太平洋沿岸の観光地ですが、那珂湊と大洗です。

朝ちょっと出遅れたので常磐道の大渋滞に巻き込まれてしまい、想定2時間弱のところ3時間以上もかかって高速を降りたのが午後1時。真っ先に行ったのは那珂湊市街。
まず那珂湊駅で観光マップと、ひたちなか海浜鉄道の1日乗車券・乗車証明書をゲット。この乗車証明書で市街地のお店で割引やおまけといった、いろんな特典が受けられるらしいです。

ここに来た目的はもう一つあって、駅ねこの「おさむ」に会いに来ました。
おさむ(那珂湊駅長)いたいた、いました。今日は妹分の「ミニさむ」はいなかったようです。

おさむ(那珂湊駅長)おさむ(那珂湊駅長)おさむ(那珂湊駅長)おさむ(那珂湊駅長)おさむ(那珂湊駅長)おさむ(那珂湊駅長)

おさむかわいいよおさむ。
元気にご飯を食べたあとは、駅構内の巡回に出てしまいました。
そうこうしているうちに列車が来たので、終点阿字ヶ浦駅まで行って、引退した古いディーゼルカーの写真を撮って戻ってきました。

キハ11DC3710IMAG0293IMAG0294

ひたちなか海浜鉄道湊線の終点、阿字ヶ浦駅と言えば、国営ひたち海浜公園の最寄り駅です。例年、ゴールデンウィーク前後には先日らいおん○さんも書いていたネモフィラの花が見ごろを迎え、見物客でごった返します。小高い丘一面が、まるで空との見分けがつかなくなるようなの水色で染まる景色は一見の価値ありです。
ここには、昭和のレトロな趣のある車が雨ざらしの状態ではありますが静態保存されています。昨年までJR東海で走っていた中古車が入ってきたので、今年引退しました。この車もいすみ鉄道のように整備して走らせる事ができれば、それはそれで立派に観光資源になるのですが、反面コストが嵩むのと、実の所古い車の引退で冷房化100%を達成したとのこと、時代の流れなのですね。

少し駅周辺の市街地を散策して、お昼にします。

那珂湊反射炉IMAG0304

那珂湊反射炉・・・
とても天気が良かったので、白亜の漆喰でコートされた2つの塔が青空によく映えます。

すみよしIMAG0307

お食事処・喰い道楽すみよし・・・
那珂湊の食事処といえば漁港が有名ですが、夏休みでとてつもなく混むので避けて、今回は駅近くのお店で食事しました。ここでは那珂湊やきそばをいただきました。
味はソースかしょうゆを選んで、自分でお好みの量でかけて食べるタイプ。出てきた見た目は「あれっ?」って感じでしたが、地元茨城産のしょうゆを絡めて食べるとすごくおいしかったです。
前述の乗車証明書で、このお店ではスナック菓子のおまけがもらえました。

お腹いっぱいになったところで、車に戻って那珂川の対岸側、大洗の町に渡ります。

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大洗と言えば北海道へのフェリーが出ている港として知られていて、特産品は魚の「あんこう」。旬の冬になるとイベントで大きなあんこうを台に吊って捌く「つるし切り」なる解体ショーもみられるとか。また、太平洋に面しているので茨城県の内陸部各地からは正月初日の出を見に来る定番スポットでもあるそうです。
大洗タワーに登って、地上50mの展望台から港を一望しました。実に天気が良くて遠くまで見通せて、反対側の市街地の方を向くと筑波山が普段とは反対側から拝めました。

今、何の先入観もなしに大洗の町に来るとびっくりすることが一つあります。
アニメファンにはよく知られていますが、「ガールズアンドパンツァー」(略して「ガルパン」)という作品の舞台になっているそうで、町中いたるところに登場人物の等身大ポップが飾られていたり、登場人物や戦車の絵がラッピングされたバスが走っていたり、小さな飲食店でもコラボメニューが提供されていたりなど。力の入れようがハンパなく、かなりの密度です。

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大洗タワーの隣にあったアウトレットモールも、作中に登場する「聖地」の一つなのだそうで、劇場版でモール内を軽戦車が走り回ったとかなんとか・・・。
このモール内にガルパンミュージアムなる展示施設があったので覗いてきて驚いたのですが、このアニメに携わった関係者の中に地元大洗町の出身者がいて、企画早期から地元の自治体や商工団体とタイアップして、作中に実在の町・架空の学園と競技団体を登場させ、ほぼ現実にある街並みが画面に映るし、そんな作品を見たファンが数多く聖地巡礼に訪れるよう、プロジェクトを組んで町ぐるみで盛り上げていったとのこと。ここ大洗を中心に、茨城県内外で数多くのイベントを開催していって聖地巡礼に訪れるファンを増やしていき、アニメファンの間でも全国区の知名度を獲得するまでに至っていったのだそうです。館内に来訪するファンに向けて、自治体の首長から地域活性化に貢献したとされる感謝状まで掲示されていました。すごいですね。

弊社ナビットではそんな「聖地」を集めた新しいコンテンツを立ち上げました。
恋するソングマップ」、「旅するコミックマップ」、続いて「旅するムービーマップ」まで、順次リリース予定です。ご期待ください。

ではまた!

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