こんにちは。つけめんです。
このたび、祖父母に会いに熊本に行ってまいりました!
実は私熊本出身で、小学2年生までを八代で過ごしました。
親戚一同は皆熊本にいるため、毎年夏には熊本に帰っていました。
(もう標準語話者ですが、熊本弁ネイティブです。)
そんな自分の故郷で起きた熊本地震。
南海トラフだったり、首都圏での大地震だったりが心配される中で、
震度7の大地震が熊本に2回も来るとは、正直、予想もしてなかったです。
東京の報道で熊本城が崩れていくのをよく見ましたが、
その映像を見るたびに胸が苦しくなりました。
熊本城はアイデンティティのひとつなんです。
現状を伝えることは大切ですが、
何もただでさえつらい状況の今伝えなくても…ということってありますね。
地震から約1ヶ月半、祖父母が心配でついに帰熊(きゆう)!
JALを使って飛行機で行ったのですが、
いつもより低い高度で飛んでくれたような気がします。
噴火する阿蘇山の横を通り、阿蘇大橋の崖崩れも見え、
落ちているのか?民家の屋根にあたるんじゃないか?と心配になるほどの低さでした。
熊本空港は甚大な被害を受けた益城町にあるため、飛行中に益城がよく見えます。
今回、報道の空撮で見ていた景色と全く同じ景色を目にしました。
ブルーシートに覆われたたくさんの屋根。
飛行機の乗客全員が窓にかじりついて外を見ていました。
まだ熊本空港も完全復活はしていなかったです。
普段なら何も思わず通り過ぎる益城の町並みでしたが、
今回ばかりは首を左右に振ってあちこちを見ずにはいられませんでした。
まさに”被災地”でした。
道もガタガタだったり、ぐにゃんとしていました。
車で阿蘇をまわったのですが、綺麗な緑の山々に、地震の爪痕がたくさんありました。
地表がずれて、山肌がところどころ露出していたり、
人的被害は無かったようですが、大規模な土砂崩れも多くありました。
一面緑の綺麗な景色だったのでショックでしたね。
阿蘇神社にも行きましたが、言葉が出ませんでした。
今回は、祖父母の心身の療養を考えて、黒川温泉の旅館に泊まりました。
食事の時に支配人さんがいらっしゃって、
「来てくださってありがとうございます」とお座敷で何度も何度も頭を下げられて、
こちらがジーンとしてしまいました。
26部屋中6部屋しか埋まっていない状況だったそうです。
黒川温泉は、長期に及ぶ被害はあまりなかったのですが、
そのほかの観光名所である熊本城や阿蘇、水前寺公園が楽しめない状態なので、
ツアー自体がなくなってしまうんだそうです。
だから黒川温泉への影響が出ていると。
大分だけじゃなくて、今なら黒川温泉も泳げます!(笑)
秘境感MAXです!
まだまだ、復興には時間もお金もかかりますが、
熊本の人たちは頑張っていました。
私ももっと頻繁に熊本に帰りたいと思いましたし、
食材の購入だったり、ふるさと納税だったり、
お金をどんどん熊本に落としていければと思います。
熊本城は、震災前より、一口城主という制度で資金を集め、改築の途上にあり、
とてもエンターテインメント性が高く一日中楽しめるスポットだったのです。
しかし、今回の地震によって全てが無に帰してしまったような気さえしました。
それでもまた、熊本の誇りとして復活を目指して頑張っています。
ぜひ、今後も熊本産の商品やふるさと納税、
熊本県観光サイトなどなど注目して頂けると嬉しいです。