こんにちは、F-16です。

先週末はせっかくの3連休だというのに土日は体調を崩して半分寝込んでいました。
月曜の振替休日にはちょっと復調したので、家の中でクサクサしていたくない！と奮い立って、天気の良い日は良いなりに2時間半ほど、ポタリングに出かけました。

行った先は手賀沼。チーバくんで例えると、ちょうど目のあたりです。
自宅から自走でも行ける距離ですが、さすがに病み上がりなので現地までは電車を利用しました。最寄駅から折り畳み自転車を手荷物に(「輪行」と言います)、約20分揺られて北柏駅前からスタートです。

駅前からまっすぐいくとすぐ手賀沼の西端の公園に出ます。ここでママチャリを借りることもできるのですが、南側はサイクリングロードが整備されていてロードバイクのチャリダーさんも多く走っているとの事だったので、敢えて自分の乗り慣れた愛車を持ち込みました。

都心では桜の開花宣言も出ていたのですが、千葉の北端ではまだまだつぼみは固かったです。

実に広くて走りやすいサイクリングロードだったのですが、結構ロードバイクやクロスバイクといったスポーツ車でガンガン走っているチャリダーさんが多くて、道の真ん中でぼやぼや写真を撮っているような余裕はありませんでした。沼の湖面が見える箇所では釣り客もわりと見受けられ、ちょうど春めいてきた良い気候で想像していたよりも多くの人がこの手賀沼に来ていたようです。

キビキビ走ったりだらだら走ったりを繰り返し、気が付けば40分ほどで東の端まで来ていました。
チャリダーさんの多くは、ここで今来たサイクリングロードを折り返して戻っていきます。
僕はここで橋を渡って北側から1周するコースに行ってみました。北側は遊歩道で、スピードの出せる道ではないですが、道のそばまで水辺の葦が茂っていて野鳥も多く、季節ごとに来て自然を満喫するのもよさそうな感じです。ただ、自転車でサイクリングを楽しむような道ではないので、なるほどチャリダーさんがさっきのところで折り返していくわけです。ここはゆるゆる走ります。

道のすぐわきまでコブハクチョウが。渡り鳥ではなく年中棲息しているとのことで、人が近づいてもマイペースでえさをついばんでいます。

噴水は止まっていました。確か、昔は汚かったと言われる湖水の浄化作戦で設置されていたはずなのですが、もう年中稼働させなくても大丈夫なほどきれいになったということなのでしょうかね。

今週末からさくらイベントが行なわれるようです。・・・って、さっきのつぼみだとそんな急には開花しそうにはなさそうに思えるのですが、まぁ楽しめるようになってくれると良いですね。

北側のちょうど真ん中、手賀沼大橋までもどってきたところで1時間半ぐらい。一旦橋を渡って南側に戻り、橋の袂にある道の駅で一休みしました。
レストランや地元野菜の直売所などもあって大賑わいでした。スポーツサイクル用の臨時駐輪場として、サドルを引っかけて駐めれるタイプのサイクルラックが設置されていて、地元としても自転車客を歓迎しているというのが嬉しいところです。
直売所は地元我孫子市や柏市だけに限らず、千葉県内外の農産物や地酒・お菓子なども多く売られていました。道の駅なので、車で来る人が多く買い込んでいくのかなと思いきや、近所のおばちゃんが普通に買い物してママチャリで帰っていったり、荷物になることを嫌うはずのチャリダーさんまで何人か、少量ですが買い物してリュックに詰めて気にすることもなくクロスバイクでサイクリングロードに戻っていく姿も見受けられました。地元特産品は時期的におひたし用の菜の花ばかりに目が行くのですが、それだけでなくキャベツや人参といった普通の野菜も売られていて、スーパーよりも安い値段！近所で小ぶりのキャベツが￥198してるのに、ここでは大玉が￥130。スーパーで3本入りの人参と変わらない値段で5本入り。納得です、流通コストの差か！

道の駅の反対側には温泉浴場もあって、駐車場の一番奥ですが無料の足湯もあるようです。
ここで疲れをとるのもよさそうですが、足湯が混んでいたのでまた来る時の楽しみに取っておきます。

北柏の駅まで１周戻ってくるのに２時間半でした。休憩時間や道の駅にいた分を除けば正味１時間半ちょっとぐらいでしょうか。ほぼ真ん中に橋が架かっているのと、３駅からアクセスできるのでコースの選択肢も多く、いろんな楽しみ方ができそうです。手賀沼大橋の北側にはファミレスもあるので、お昼を絡めて行くにも向いています。
今回は短時間に留めたので、ただ単に１周しただけでしたが、次回は周辺の観光スポットも絡めて行きたいなと思っています。

ではまた！